『団結のドミナリア』構築戦向け注目カード・ベスト5!

9月9日発売の『団結のドミナリア』の全収録カードが、公式サイトのカードイメージギャラリーにて公開されました。(参照:https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/dominaria-united

今セットはドミナリア次元を舞台にしたスタンダードセットです。2023年に迎えるマジック30周年に向けて、4つのセットに渡って繰り広げられるストーリーの序章となります。カーンやスクイー、テフェリー、ジョイラといった昔馴染みの面々が集うドミナリアに、ファイレクシアの魔の手が迫ります!

激熱なストーリー展開の『団結のドミナリア』ですが、そんな中でも特に構築戦で注目されるカード・ベスト5を紹介したいと思います。

番外

まずは番外となりますが、紹介せずにはいられない土地サイクルです。初出はアイスエイジで、何度も再録された歴史ある二色土地、通称ダメランです。最後にスタンダードで再録されたのはマジック・オリジンですが、この時は、ゲートウォッチの誓いで実装される無色マナへの布石として再録されました。ということは今回も、次に控える『兄弟戦争』で無色マナを利用するカードが登場するかも!?

第五位 ヴォーデイリアの呪詛抑え

レガシーやモダンでも活躍の可能性のあるマーフォークロードです。ロード能力により打点を維持しながら、《騙し討ち》《むかつき》《死せる生》などのコンボデッキに対してメインボードから大幅に耐性を持たせることができるのは非常に強力です。もちろんコントロールデッキが使ってくる重い全体除去やPWを牽制することもできますし、マナのかつかつなバーンやURマークタイドなどに対しても活躍してくれるはずです。瞬速を持っていて、自身を生贄にすることもできるので、使い勝手が良さそうです。

第四位 力線の束縛

懐かしの「コントロールしている基本土地タイプの種類を参照する能力」が、版図という名前でキーワード化しました。『団結のドミナリア』に収録された新カード《スランの門》や、『ニューカペナの街角』のトライオームランドを使えば、スタンダードでもすぐに5種類揃えることができそうです。

版図を持つ新カードが各色にありますが、その中でもよく見ることになりそうなのがこの《力線の束縛》です。トライオームを一つでも場に出せていれば、瞬速を持った《払拭の光》として最低限の能力を発揮します。《スランの門》があれば、1ターン目にトライオームスタートから容易に2ターン目にプレイできるため、見た目よりもずっと軽く感じると思います。5色デッキは色々なカードをプレイできるので、構築意欲がそそられますね!

第三位 永久の水蓮

タップで有色5マナを生成するアーティファクト。《始祖ドラゴン》など5色ビッグマナ戦略の統率者などでは重宝しそうです。スタンダードでは《日没を遅らせる者、テフェリー》と組み合わせて膨大なマナを捻出できます。何を唱えるかはあなた次第!

第二位 セラの模範

《夢の巣のルールス》?!レガシー、モダンの環境を破壊しつくしたあのネコチャンと同じ能力!4マナ3/4飛行の好スタッツに、カードアドバンテージとライフも獲得できるとなると、注目せざるを得ません。

《鏡割りの寓話》《永岩城の修繕》などの英雄譚を使い回したり、魂力で墓地に落とした《皇国の地、永岩城》を場に戻したりといった使い方を思いつきますが、実際のところスタンダードでは相性の良いカードが少ないかもしれません。次の兄弟戦争で《ミシュラのガラクタ》のようなカードが出ると一気に化けそうです。

第一位 黙示録、シェオルドレッド

黙示録!名前からして強い!

名前に負けず、その能力も非常に優秀です。高スタッツに加えて、コントロールデッキが喉から手が出るほど欲しい「ライフ回復手段」と「速やかな勝利手段」を備えます。再録された《ヴェールのリリアナ》とのマナカーブも完璧ですね。

単体で場に出しても強いですが、他のカードと組み合わせると爆発的なシナジーを生みます。

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