EDHデッキ紹介《クロールの死の僧侶、マジレク/Mazirek, Kraul Death Priest》

概要

なんだかんだあってニコル・ボーラスが封印され、いまや被害も収束しはじめたラヴニカ次元。ようやく平穏な日常が戻ってきたかと思いきや、死霊術を駆使してゾンビを操り、キノコ農園を営む怪しい宗教団体が急速に勢力を伸ばしているとの連絡が入った。真実を調査するため、さっそく我々ENNDAL GAMES調査隊はラヴニカ地底街の奥深くへ向かうのであった!

デッキリスト

統率者の紹介

クロールの死の僧侶、マジレク (3)(黒)(緑)
伝説のクリーチャー ― 昆虫・シャーマン
飛行
プレイヤーが他のパーマネントを1つ生け贄に捧げるたび、あなたがコントロールする各クリーチャーの上にそれぞれ+1/+1カウンターを1個置く。
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地下街に潜ってひたすら歩くこと3日間、ようやく情報提供のあった洞窟に辿り着く。到着すると既に代表僧侶のマジレク氏が入口に立っており、直々にお出迎えされる。調査隊スタッフは顔を見合わせる。事前連絡はしていないにも関わらず、我々が来ることが分かっていたようだ。地下に入ってからの我々の行動はすべて監視されていたのだろうか。とりあえず事情を説明し、案内をしていただきたい旨を伝えると、すぐに快諾をいただけた。

マナクリーチャー

まずは豊富な1マナのマナクリーチャーたちがせっせと働いている区画に通される。彼らは基本的に下働きであるが、儀式の際は生贄要員となり、有事の際は代表から呪術的強化を受けて戦闘要員ともなる。《極楽鳥》は地上ではエリートのペットとして人気だが、地下でも空調と照明さえ用意できれば飼育することが可能だそうだ。

ユーティリティークリーチャー

屍術だけでなく、ゴルガリのシャーマンは召喚術にも長けている。あらゆる脅威に対応できるよう専任のスタッフが数多く配置されており、農園に問題が起こった場合にもすぐに対応できる体制を整えているのが自慢だ。最近加入した《不屈の補給兵》は食糧生産と現金収入の両面から農園を支える優秀なスタッフだそうで、マジレク氏の一押しである。

コンボ要因

農園の案内が済んだところで奥の霊廟に案内される。生産された作物がどのように出荷されるのか説明を受ける。多くの作物は地下街で消費されるが、近年は他ギルドを経由して地上にも出荷され、教団の現金収入になっているとのこと。これが勢力を拡大しているとの噂に繋がっているようだ。

一通り話が済んだところで、ローウィン次元出身のアウフ《高層のアウフ/Aerie Ouphes》氏を紹介される。後から聞いたところによると、彼はマジレク氏の唯一無二で最強の相棒として名を轟かせており、普段は平凡なスナイパーを装っているが、マジレクさんの隣に立った途端、農作業に勤しんでいた教団の信者たちが手を止めて、全員が立ち上がって大盛り上がりするほどの人気者だそうだ。(意訳:《クロールの死の僧侶、マジレク》を対象に《高層のアウフ》の能力を起動すると、頑強のスタックを上手く積むことにより無限コンボとなります。無限回戦場と墓地を出し入れすることにより、横に並んでいるクリーチャーたちに無限に+1/+1カウンターを乗せることができます。)

お楽しみ区画

日々労働に勤しむスタッフたちにも、時には娯楽が必要だ。

普通に強いクリーチャー

農園経営のコンセプトは「横に並べてムキムキ!」なのだが、「生贄に捧げる要員」「ムキムキになる要員」と頭数を必要とするのが難点である。他ギルドとの闘争で優位を得ようとしても、悠長にトークンを増産する時間が与えられないことも多い。そこで、給料に対してすぐに効率的に成果を生み出せる、即戦力のスタッフが求められる。トークンを生成できるスタッフは多くいるが、下記の3人は特にコスパがよく、見かけたら是非採用したい。

最後に

ラヴニカ地底街で「死の僧侶/Death Priest」を頂点とする大規模農園がいくつも展開されているのは本当であった。今回はマジレク農園を調査したが、 「死の僧侶」はほとんどがエルフで、このようにクロールが代表を務める農園は稀だそうだ。キノコ農園も経営者によってかなり趣が異なるので、地底街を訪れた際はそういった違いにも注目されたい。

デッキリスト

【統率者】
《クロールの死の僧侶、マジレク/Mazirek, Kraul Death Priest》

【マナ】16
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
《フィンドホーンのエルフ/Fyndhorn Elves》
《エルフの神秘家/Elvish Mystic》
《東屋のエルフ/Arbor Elf》
《ボリアルのドルイド/Boreal Druid》
《ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker》
《深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow》
《極楽鳥/Birds of Paradise》
《金のガチョウ/Gilded Goose》
《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
《花の絨毯/Carpet of Flowers》
《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
《ティタニアの僧侶/Priest of Titania》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《魔力の墓所/Mana Crypt》
《宝石の睡蓮/Jeweled Lotus》

【ユーティリティー】14
《森を護る者/Sylvan Safekeeper》
《エルフの開墾者/Elvish Reclaimer》
《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》
《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
《血の芸術家/Blood Artist》
《硬鎧の大群/Scute Swarm》
《不屈の補給兵/Tireless Provisioner》
《不屈の追跡者/Tireless Tracker》
《ラムナプの採掘者/Ramunap Excavator》
《刻み角/Manglehorn》
《永遠の証人/Eternal Witness》
《骨砕き/Bone Shredder》
《虐殺のワーム/Massacre Wurm》
《森滅ぼしの最長老/Woodfall Primus》

【コンボ】7
《変幻の大男/Protean Hulk》
《ボディ・スナッチャー/Body Snatcher》
《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault》
《臓物の予見者/Viscera Seer》
《小型マスティコア/Lesser Masticore》
《シルヴォクののけ者、メリーラ/Melira, Sylvok Outcast》
《高層のアウフ/Aerie Ouphes》

【サーチ・ドロー】17
《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
《俗世の教示者/Worldly Tutor》
《悪魔の意図/Diabolic Intent》
《悪魔の教示者/Demonic Tutor》
《異界の進化/Eldritch Evolution》
《召喚の調べ/Chord of Calling》
《自然の秩序/Natural Order》
《輪作/Crop Rotation》
《再活性/Reanimate》
《犠牲/Victimize》
《ネクロマンシー/Necromancy》
《森の知恵/Sylvan Library》
《適者生存/Survival of the Fittest》
《中心部の防衛/Defense of the Heart》
《頭蓋骨絞め/Skullclamp》
《ネクロポーテンス/Necropotence》

【お楽しみ要員】10
《倍増の季節/Doubling Season》
《野生の活力/Primal Vigor》
《似通った生命/Parallel Lives》
《錯乱した隠遁者/Deranged Hermit》
《深き森の隠遁者/Deep Forest Hermit》
《若葉のドライアド/Tendershoot Dryad》
《目覚めの領域/Awakening Zone》
《リスの将軍、サワギバ/Chatterfang, Squirrel General》
《エレボスの指図/Dictate of Erebos》
《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar》

【土地】35
《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
《草むした墓/Overgrown Tomb》
《Bayou》
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
《湿地の干潟/Marsh Flats》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
《寓話の小道/Fabled Passage》
《虹色の眺望/Prismatic Vista》
《統率の塔》
《森林の墓地/Woodland Cemetery》
《黄昏のぬかるみ/Twilight Mire》
《闇孔の小道/Darkbore Pathway》
《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
《育成泥炭地/Nurturing Peatland》
《下生えの競技場/Undergrowth Stadium》
《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》
《古えの墳墓/Ancient Tomb》
《露天鉱床/Strip Mine》
《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
《ヴェズーヴァ/Vesuva》
《聖遺の塔/Reliquary Tower》
《ウルザの物語/Urza’s Saga》
《ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower》
《成長の揺り篭、ヤヴィマヤ/Yavimaya, Cradle of Growth》
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
《ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold》
《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》
《沼/Swamp》
《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
《森/Forest》
《冠雪の森/Snow-Covered Forest》

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