『兄弟戦争』スタンダード環境で注目のカード・TOP5!

11月18日発売の『兄弟戦争』の全収録カードが、公式サイトのカードイメージギャラリーにて公開されました。(参照:https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/xiong-di-zhan-zheng-tong-chang-ban-kadoimezigiyarari-2022-11-04

前回から引き続き、ドミナリア次元を舞台にしたスタンダードセットです。2023年に迎えるマジック30周年に向けて、4つのセットに渡って繰り広げられるストーリーの次章となります。新ファイレクシアを滅ぼす鍵となる「酒杯(Sylex)」の起動方法を知るために、テフェリーが兄弟戦争の時代へと過去に戻ります!

アーティファクトテーマのセットといえば、ミラディンブロックやカラデシュブロックなど、過去に何度もやらかしていることでお馴染みですね。『兄弟戦争』は大丈夫でしょうか。心配になります。というわけで、スタンダード構築戦でENNDAL GAMESが注目しているカード・トップ5を紹介したいと思います!

番外

『団結のドミナリア』と合わせて、スタンダード環境でも10種類のダメランが揃いました!既存のデッキでは《絶望招来》など「招来サイクル」を軸に据えたグリクシスや赤白デッキが強化されます。また、現在はマナベースで遅れをとっているナヤカラーやスゥルタイカラーのデッキも組みやすくなるため、より多様な環境になりそうです。

第五位 ミシュラの鋳造所

クリーチャー化する土地は俗称として「ミシュラランド」と呼ばれますが、その由来となった元祖《ミシュラの工廠》の正当リメイク版です。起動コストに1マナ増えたとはいえ、強さは折り紙付き。特に単色デッキは大幅に強化されました。単色デッキはお手軽に組めるので、スタンダードをこれから始めようという方に特にオススメです!

第四位 アルガイヴの盾、ミュレル

《堂々たる撤廃者》の能力とトークン生成の能力を持った兵士。今回のセットは公式が兵士推しです。《アルガイヴの盾、ミュレル》は兵士デッキの4マナ域を埋めるのにピッタリな1枚。除去や《放浪皇》を構えてる相手に強く動け、生き残ればトークン生成で有利な盤面を築けます。

他にも多数の強力な兵士が同時に収録されています。《先兵の飛行士、ハービン》は2マナ3/2飛行、メリット能力持ちと、クリーチャーのインフレもここまで来たかという破格の性能です。既存のカードプールでも《敬虔な新米、デニック》《スレイベンの守護者、サリア》などよく見るカードが兵士だったりします。いろいろ探してみましょう!

第三位 ファイレクシアの肉体喰らい

新キーワード能力の「試作」は、本来のマナコストよりも軽いマナで唱えることができる能力です。重いカードを序盤に引いてしまって、手札に抱えたまま負けてしまう…、そんなリスクを軽減する嬉しい能力。《ファイレクシアの肉体喰らい》は3マナで唱えると3/3のサイズになるものの、威迫・絆魂・護法と鬱陶しい能力3つはそのまま保持して場に出ます。アグロデッキ相手には威迫と絆魂でダメージレースを優位に運び、コントロールデッキ相手には護法でライフを攻めましょう。

現スタンダード環境では《冥府の掌握》《しつこい負け犬》などでタイトなライフレースを強いられる局面が多いです。そのため護法のルーズライフは見た目以上に効果的に機能するのではないかと思います。また、今弾で再録されて注目を集めている《喉首狙い》や、《邪悪を打ち砕く》《切り崩し》など既存のよく見かける除去に引っかからないのも嬉しいですね。

なお「試作」のルーリングとして、試作で出したクリーチャーをコピーしても試作の状態のものがコピーされ、大きな状態でコピーすることはできないので注意が必要です。ブリンクで大きなサイズに戻すことは可能です。

第二位 時間の旅人、テフェリー

過去に類を見ない、とんでもない常在型能力が書かれているプレインズウォーカー。単体ではボチボチですが、他のカードと組み合わせると爆発的な効果を得られます。特に出てくるトークンが強いので、ルーティングなどを組み合わせて効率よく育てたいところです。

第一位 ギックスに拾われし者、ミシュラ & ファイレクシアのドラゴン・エンジン

まさかの合体クリーチャー!

合体できたらとても強い、だいたい勝ち。というのは前提として、合体元の《ファイレクシアのドラゴン・エンジン》がなかなかの強さ!ゲーム後半に手札が枯渇したあとに蘇生すれば、実質3枚ドローとして機能します。《鏡割りの寓話》や《ヴェールのリリアナ》など、能動的に墓地に落とせるカードとの相性は抜群です。戦闘能力の面でも、《しつこい負け犬》《税血の収穫者》といったカードに対して一方殺を取れ、かといって蘇生で戻ってくるので除去も撃ちにくく、環境にマッチしたやっかいな性能です。

墓地から戦場に出た時にはいつでも誘発するため、蘇生で戻ってきた場合以外でも誘発させることができます。現在のスタンダード環境でも《セラの模範》《不死なる悪意》など優秀なリアニメイトカードが存在しますし、今弾にも《ギックスのくぐつ師》《再稼働》など一緒に組み合わせたいカードが新規収録されています。二段攻撃と合わせて、いろいろと面白い動きを見せてくれそうです。

本体の《ギックスに拾われし者、ミシュラ》もタフネスが5あり、それなりの場持ちの良さを誇ります。《黙示録、シェオルドレッド》が活躍していることを思えば、合体させるチャンスは十二分。スタンダードの新環境を合体ミシュラでめちゃくちゃにしましょう!(史実では全く無関係なアルゴスの森がめちゃくちゃにされます。かわいそう。)

『兄弟戦争』は11月18日発売予定!ENNDAL GAMESではシングルカード好評発売中です。今回からシングルカードは発売日前に、準備が整い次第順次発送しています。当店の便利な通販をぜひご利用ください!

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