『イニストラード:真紅の契り』このカードが強い!?注目カードTOP15!

11月19日(金)に発売される『イニストラード:真紅の契り』の全カードリストが公式に発表された(公式スポイラー:https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/innistrad-crimson-vow)。前弾に続き、ゴシックホラーな世界観のイニストラードが舞台となっている今作。狼男の攻勢を凌いでも、吸血鬼の支配が待っている。イニストラードの住民の苦難は絶えない!

スタンダード環境総括:Tier1の3つのデッキ

スタンダードでは、9月に『イニストラード:真夜中の狩り』が加入されると同時にローテーションがおこなわれ、環境が一新された。新しい環境では《レンジャー・クラス》《群れ率いの人狼》という2マナ圏最強のクリーチャー群を有する緑単アグロ、1マナクリーチャーや《光輝王の野心家》で盤面を作りつつ、飛行クリーチャーで緑単に対しても戦える白単ウィニー、《表現の反復》でリソースを稼ぎつつ、《アールンドの天啓》《感電の反復》コンボで勝利する青赤エピファニー、この3つのデッキが3強として頭角を現した。どのデッキが勝つのか注目を集めるなか10月におこなわれた第27回マジック:ザ・ギャザリング世界選手権では、エピファニーに《くすぶる卵》《黄金架のドラゴン》を投入してミッドレンジ寄りにした青赤ドラゴンを持ち込んだ高橋優太選手が見事に優勝し、話題となった。総じてここまでのイニストラード環境は、各デッキバリエーションはあるものの、概ねこの3者を中心としてメタゲームが回っているといえる。

新弾の追加でどう変わる?

『イニストラード:真紅の契り』では、現在流行っているデッキに対して明らかな対策となるようなメタカードは収録されていない。これまで強かったデッキは新環境でも引き続き強く、上位で見かけることになりそうだ。とはいえ、今弾には新しいアーキタイプの軸となるような強力なカードがたくさん追加されており、今までになかったデッキタイプが台頭してくる可能性は充分にある。前の弾から引き続き収録された通称「スロウランド」5種も対抗色デッキを強力にバックアップし、より混沌とした環境になることが予想される。

招待制

押している時には自分の一番強いクリーチャーだけを残して紛れをなくし、不利な時には盤面を一掃する。臨機応変にプレイできるのが魅力。《神の怒り》系統ではあるが、かなり使い勝手の良さそうなカードである。

夢鎖の霊

前弾から続くスピリット押し!クリーチャー同士の殴り合いでは無類の強さを発揮する効果。スピリットデッキはかなりパーツが揃ってきているが、あと一歩が足りない感じもする。果たして次の環境で活躍するのか!?

墓所の照光者

かなりのイケメン。自分のターンだけでなく、相手のターンにも唱えることができる。なるべく軽いインスタント呪文を中心にしてデッキを組み、能力を最大限に活用したい。

過充電縫合体

危難の道

《弱者の消耗》や《蔓延》系統のカードで、今までありそうでなかった効果。1マナ、2マナとクリーチャーを横展開するデッキに対しては強烈に刺さる。切除によって後半に引いても無駄にならず、序盤終盤と隙のない構成。

墓の肉裂き、首無し騎手

ゾンビデッキを後押しする強力な2枚。ちなみに現環境で殴れる1マナのゾンビは下記の3枚。黒単色で組んでギサ路線を進んでもよいし、色を足してゲラルフリスペクトなゾンビデッキを組んでもよし!

隠し幕

序盤の攻防では壁として機能しつつ、隙を見て殴りに行ける便利なミッドレンジ向けのクリーチャー。カードアドバンテージは取れないものの、《ヴェンディリオン三人衆》をプレイされたことのある方なら、この効果が非常に鬱陶しことを思い出すだろう。

血瓶の調達者

現環境で活躍している《黄金架のドラゴン》をガッチリキャッチできる高スタッツ。飛行、トランプルまで兼ね備えて、これが4マナとは破格の性能!このカードを中心とした新しいデッキが登場しそうだ。余談だが、デメリットを持つ黒の4マナの高スタッツのクリーチャーは、1993年発売のアラビアンナイトから続く由緒ある系譜だ。

ヘンリカ・ダムナティ

こちらはスタッツこそ普通だが、器用な能力を持ったクリーチャー。盤面への干渉、カードアドバンテージ、優位なライフレースの確立、と状況に応じてなんでもできる。《隠し幕》などのハンデス経由で着地させれば勝利も目前!(なお本家のストーリーではデーモンと付き合う真に極悪な吸血鬼という最強設定ながら、慢心して聖水を飲まされてしまい、窮地に陥ったキャラクターである。油断大敵。)

移り気な放火魔

非常に暴力的な効果を持つ狼男。《黄金架のドラゴン》と同コストだが、デッキやメタに合わせて選択の余地があるだろう。日暮を活用できるデッキだったり、タフネス1の多い環境ならぜひ使ってみたいカードだ。

掘り起こし

《地勢》と《魔性の教示者》を合体させたカード。《ウルヴェンワルド横断》や《霊気との調和》のように、《地勢》にオマケがつくだけでもなかなか便利で有用だ。

アヴァブルックの世話人

カウンターを持たないデッキでは対処の難しいクリーチャー。特に夜明面の効果がとんでもなく、ここまでぶっ飛んでいると狙って夜にできるようなデッキを組みたいと思える。

真紅の花嫁、オリヴィア

場に出てすぐに墓地からリアニメイトすることができる。《年老いた骨齧り》なり《星界の大蛇、コーマ》なり好きなクリーチャーを戦場に出して相手を驚かそう!どうやって墓地に落とすかって?今回のセットでは「血・トークン」を生成するカードがたくさんあるので、お膳立てバッチリだ。

ディスカードしたり釣るカードも色々と用意されている!

魅せられた花婿、エドガー

追放されない限り、場に影響し続ける粘っこいクリーチャー。永い時を生きる吸血鬼の始祖らしいデザインだ。オモテ面は4/4/4でロード能力持ち、ウラ面も絆魂持ちトークンを生成する《苦花》と、両方とも優秀な性能。黒白吸血鬼アグロを組んでみたくなるカード。

番外編

洗い落とし

統率者戦で、統率者を1マナでカウンターできたり、《死の国からの脱出》絡みのコンボを妨害できたり、中盤以降は《取り消し》としてもプレイできる便利なカード。当店のcEDH担当の一押し!

『イニストラード:真紅の契り』は11月19日発売 絶賛予約受付中!

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